企業法務の実務経験豊富な専門家の講師陣が教授する
英文契約書講座 〜国際ビジネス法務実務〜
【2026年4月~9月】
次回2026年10月期開講に向けて準備中です。スケジュール等決まり次第ご案内いたします。
10月期のスケジュール、及び申込受付開始のメール通知を受け取りを希望される方は、下記よりメールアドレスのご登録をお願い致します。
ビジネスのグローバル化の進展に伴い、企業が取り扱う英文契約書は多様化するとともに、その内容も高度化・複雑化しています。そのため、英文契約への対応は、量的にも質的にも難易度が一層高まっています。さらに、機械翻訳やAIを活用したリーガルテックの普及により、英文契約業務の進め方も大きく変化しています。
こうした環境下で、英文契約書を正確に理解する力に加え、潜在的なリスクを的確に特定し、リスク低減のためのカウンタープロポーザルを提示・交渉する能力が不可欠です。これらの着眼点や実務スキルを習得することは、英文契約のドラフトおよびレビューに携わる法務担当者にとって、必須要件となっています。
また、クロスボーダー取引を行う企業にとって、英文契約に対応できる人材の確保は、単なる業務遂行能力の問題にとどまらず、事業成長およびコンプライアンス経営を支える重要な経営課題といえます。
講座概要
- 期間
- 2026年4月13日(月)~9月30日(水)
(休:4月29日、5月6日、8月12日)全21回 - 曜日
- 月曜日(1回:第1講4月13日)+水曜日(20回)
- 時間
- 19:00~21:00
- 受講方法
-
受講方法はお申込み時に選択していただきます。
「教室授業」と「オンライン授業」の組み合わせで実施
基本的には「教室授業」と「ライブ配信授業」をお薦めしていますが、ご都合上難しい場合には「オンデマンド配信授業」が可能です。
業務都合の場合は、受講方法を変更することが可能です。(要事前連絡)
①教室授業:ライブ配信授業2回含みます。(受入人数:先着8名)
・教室授業日:教室で受講
・ライブ配信授業日(4月22日、5月20日):Zoomミーティングで受講
②ライブ配信授業(同時配信):全21回の授業をZoomミーティングで受講
※Microsoft TeamsのZoom連携機能をご利用の場合には、事前に連携が可能か確認をお願いします。
③オンデマンド配信授業(後日配信):教室授業やライブ配信授業での受講が難しい場合は、全21回の授業を専用サイトから受講
※毎回ライブ配信授業を収録の上、後日配信を行います。但し、毎回受講期間は決まっています。 - 学習目標
- ■英文契約の理論と実践双方の基本を体系的に学び、現場で役立つ『読解力・ドラフティング/チェック力・代替案提示力』の向上を目指す
■英文契約の基本構造・法律用語・重要表現の習得
■日本法と英米法の概念やロジックの違いを理解 - 学習サポート
- ■「Q&Aセッション」開催:英文契約全般について講師に直接質問ができる機会を設けます。(希望者)全21回の授業とは別日程で、 英文契約書講座開講期間中に開催予定です。(講座開講後に決定)
■業務都合の場合は、受講方法を変更することが可能です。(要事前連絡)
■授業当日の欠席対応もあります。(詳細はお問合せください)
■「教室授業」と「ライブ配信授業」の受講生には、後日復習用オンデマンド配信を行います。
■「オンデマンド配信授業」の受講生は、授業内容に関する質問事項については、別途受付ています。後日、担当講師は回答ができる範囲で対応いたします。 - 修了証書
- 英文契約書講座修了者には、当協会の修了証書が授与されます。
所定の基準を充たすことが条件です。

- お申込締切日
- 2026年4月4日(土)まで
- 定員
- 20名
※お申込者が5名に満たない場合には、開講しない場合があります。
※英文契約書講座は当協会が開発し、その監修の下、ILC国際語学センター東京校の教室で実施します。
カリキュラム
IPEC英文契約書講座では、ビジネス実務で頻繁に用いられる英文契約書のオリジナル教材を使用し、契約条文の正確な読み解き方を体系的に学びます。具体的には、「誤解を生まない解釈のポイント」や「実務上注意すべき観点」を、実例を踏まえて解説しながら、起案・解釈・修正の実務スキルを習得していきます。
副読本では、契約条項の背景にあるアメリカ契約法理の理解と、ドラフティングに不可欠な法律英語の適切な運用力の習得を目指します。
副読本は、第1講(英米契約法入門・英文契約起案入門)、第2講〜第4講(売買契約)、第5講〜第7講(総販売店契約)、第10講(MOU・変更契約・終了契約)、第14講〜第16講(ライセンス契約)の授業で使用します。
第8講〜第9講(秘密保持契約)および第12講〜第13講(合弁契約)では、契約レビューやドラフティングに役立つサイトや検索方法、AIの活用についても紹介します。
第17講〜第18講(ローン契約)および第19講〜第21講(M&A契約)では、実務対応力の向上を目的に、補助教材も活用しながら具体的かつ丁寧に解説を行います。
実務においては、想定外の事象に対する「問題認識力」と「問題解決力」が不可欠です。IPEC英文契約書講座では、法律英語の正確な理解を前提に契約内容を多角的に把握することで、「自ら考え、リスクを特定し、回避・低減する力」と「適切に解釈し対応する力」を養います。
IPEC英文契約書講座では、理論と実務の双方を体系的に学ぶことで、現場で求められる「読解力」「ドラフティング/チェック力」「代替案提示力」の総合的な向上を目指します。
- 第1講
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英米契約法入門&英文契約“起案学”入門
- 英米契約書の基本的な法理:①英米法と大陸法 ②法源 ③アメリカ契約法の基本的特徴:英文契約書において、特徴的な諸条項—例えば「完全条項」等々の理解に不可欠な、背景としての法理についても解説します。
- 英文契約書の起案における留意点:①英文契約書の基本構造・通則・多義性・曖昧性 ②平易な言葉(plain language)運動:実務において誤りがちな語法—例えば「多義的」(ambiguous)な語法や、多用し過ぎな「shall」等々も解説します。
- 第2講 第3講 第4講
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売買契約(1)・(2)・(3)
- 契約を学ぶ基本としての売買契約・インコタームズの基礎知識や、ウィーン売買条約(CISG)の適用を除外する準拠法条項例文等
- 約因の意味・使い方の説明と深い理解のための事例課題の解説
- 売買契約のポイント:インコタームズ・価格条項の注意点、決済の仕組みと条項例、危険負担と権原(所有権)、品質保証、産業財産権、完全合意条項・口頭証拠排除の原則、等
- 第5講 第6講 第7講
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総販売店契約(1)・(2)・(3)
- 総販売店契約の基礎知識・総販売店契約と代理店契約の違い
- 単発の売買契約と、継続的/包括的な総販売店契約の違いと関係
- 総販売店契約のポイント: 契約関係、独占的・非独占的な販売権の違い、最低購入保証、個別購入、貿易用語(F.O.B.とC.I.F.)、保証(明示の保証と黙示の保証)及びホールド・ハームレス条項、譲渡禁止、不可抗力、競争法(独禁法)への留意、等
- 第8講 第9講
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秘密保持契約(1)・(2)
- 英文契約書全般のドラフティング・レビューに使えるTips ・秘密保持契約の基礎知識
- 秘密保持契約のポイント:前文、開示者・受領者、秘密情報の定義、秘密情報の例外、秘密保持義務、秘密情報の管理と返還・破棄、発明等の取り扱い、無保証、権利の留保、違反行為の差止、一般条項、準拠法、紛争解決条項
- 第10講 第11講
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MOU・変更契約・終了契約(論理)・(実務)
- MOU・変更契約・終了契約の基礎知識
- 「MOU」という表題と契約としての拘束力の有無
- 拘束力を持たせない為のドラフティング上の留意点:確定的契約書(definitive agreement)の調印前に取り交わされる「MOU」において、最終的な合意ではない旨を明確に表現する点
- 継続的な包括契約において、変更・終了する際の慣用表現の例
- 変更契約:対象契約の特定、記載方法、効力発生日等
- 終了契約:対象契約の特定、契約終了日、競業避止義務、免責事項
中間時に授業内容の理解度を確認するテスト(専用サイト内で実施)
- 第12講 第13講
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合弁契約(1)・(2)
- 合弁契約の基礎知識:①概要 ②合弁会社の形態 ③合弁事業 ④出資比率 ⑤拒否権 ⑥新株引受権 ⑦先買権
- 合弁契約のポイント:出資金・出資比率、定款、ガバナンス体制(株主総会・取締役会・取締役)、出資者の役割、重要事項、deadlock、put/call option、non-compete、契約期間、等
- 第14講 第15講 第16講
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ライセンス契約(1)・(2)・(3)
- ライセンス契約の基礎知識 / 売買契約との違い
- ライセンス契約のポイント:自社はライセンサーかライセンシーか、ライセンス(許諾)、ライセンス技術の範囲、対価、独占権か非独占権か、特許権、技術支援の意味、秘密保持義務、商標規定、有効性及び契約期間規定、不可効力条項の概念、等
- 第17講 第18講
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ローン契約(1)・(2)
- 英文ローン契約(金銭消費貸借契約)に関する基礎知識
- 欧米式のローン契約概念の理解
- 日本における旧法(債権法改正前の金銭消費貸借)と新法(改正後)の違い
- ローン取引の流れ:ローン契約締結から貸出実行、延滞発生時の取り扱い
- ローン契約における貸主と借主のポジションの対立と契約書文言への反映
- ローン契約の主なポイント: ローン契約の構造と時間軸、先行条件、表明保証、誓約、期限の利益の喪失、延滞の発生と補償など
- 第19講 第20講 第21講
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M&A契約(1)・(2)・(3)
- 英文M&A契約に関する基礎知識
- M&Aの主な類型、特に株式取得と資産取得の違い
- M&A取引の流れ:被買収企業の探索からM&A契約締結、クロージング
- 基本合意書(MOU)および株式譲渡契約(M&A契約)の主要条項を読解
- M&A契約の構造(メカニズム)と時間軸(タイムライン)の把握
- M&A契約の主なポイント: 企業価値と株式価値、価格調整・運転資本調整、Locked-box方式、アーンアウト、先行条件、表明保証、誓約、ディスクロージャー・レターなど
修了時に授業内容の理解度を確認するテスト(専用サイト内で実施)
- 使用教材
- 当協会が監修を行った英文契約書のオリジナル教材
※受講生自身で毎回予習・復習に役立つ資料も配布します。 - 副読本
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- 『体系アメリカ契約法~英文契約の理論と法務~』(中央大学出版部)
- 『国際契約の<起案学>~法律英語の地球標準~』(木鐸社)
※やむを得ない事情により、スケジュール ・カリキュラム内容・受講方法が変更される場合があります。
英文契約書講座の内容・カリキュラム詳細・教材閲覧をご希望の場合には上記「お問い合わせフォーム」よりお問い合わせください。
ご予約の上、対面あるいはオンラインにてご説明いたします。
講師陣
平野 晋先生 プロフィール>>
ニューヨーク州弁護士
中央大学 国際情報学部 教授・博士(総合政策)
IPEC法務英語教育ワーキンググループ座長
※平野先生および、企業で国際法務の実務経験豊富な講師陣が各分野を担当します。
- 平野先生担当:英米契約法入門&英文契約“起案学”入門、売買契約、総販売店契約、MOU・変更契約・ 終了契約(論理)、ライセンス契約
- 企業の国際法務に15年以上従事・ニューヨーク州弁護士の資格を持つ講師担当:秘密保持契約、MOU・変更契約・ 終了契約(実務)、合弁契約
- 企業の国際法務に20年以上従事・MBA取得の講師担当:ローン契約、M&A契約
受講対象の方々
- 国際法務に従事している企業法務担当者や法律事務所に勤務の方々で、 英文契約の基本を体系的にしっかり学びたい方々
- 国際ビジネス関連に従事している方々で、今後、英文契約の業務に従事される方々
- 法務部等の社員研修や自己啓発研修として、活用したい方々
※英語レベルの目安はTOEIC®730点以上・英検準1級程度です。
受講料
272,000円(税込)全21回
※上記受講料にはIPECオリジナル教材代・中間・修了時の確認テスト代が含まれます。
副読本
『国際契約の<起案学>~法律英語の地球標準~』(木鐸社)6,600円(税込)
『体系アメリカ契約法~英文契約の理論と法務~』(中央大学出版部)7,150円
(税込)
※副読本をお持ちでない場合はご購入ください。
お申込み方法
【お申込み前に必ずご確認ください】
- ホームページの「お申込みフォーム」より当協会受講約款およびプライバシーポリシーにご同意いただき、必要事項をご記入後、お申込みください。
- ライブ配信授業は以下のウェブ会議システムを使用しますのでご確認ください。
①「Zoomミーティング」公式サイト【PC、Mac、Linuxのシステム要件】または【iOSとAndroidのシステム要件】
②「Microsoft Teams」公式サイト【ハードウエア要件】
※Microsoft TeamsとZoomミーティングの連携機能をご利用ください。 - オンデマンド配信授業は以下の学習サイトを使用しますので視聴ができるかご確認ください。
動画視聴URL:https://lms.ilc-japan.com/login/index.php
ID:guest001$ パスワード:Nv8&cRXL
視聴時の推奨環境URL:https://www.ilc-japan.com/tokyo/online/environment
お支払い方法
受講料は、お申込締切日までに銀行振込でお願いいたします。
【振込先】 三井住友銀行 日比谷支店(店舗番号 632) 普通口座 2937466
【口座名義】 トクヒ) プロフエツシヨナルイングリツシユコミユニケーシヨンキヨウカイ
(特定非営利活動法人 プロフェッショナル イングリッシュ コミュニケーション協会)
※お振込手数料はお客様負担でお願い申し上げます。
お支払期限: 2026年4月4日(土)まで
※請求書または領収書発行をご希望の場合は、お申込みの際にお申し出ください。また、領収書の再発行はできませんので、大切に保管してください。
※会社宛の請求書発行の場合、お支払期日のご相談に応じます。別途お問合せください。
お申込み受領後、IPEC事務局よりEメールにて詳細をご連絡させていただきます。ドメイン指定などの受信制限を設定されている場合には、「contact@ipec.or.jp」からのEメールが受信できるよう事前にパソコン・タブレット・スマートフォンの設定を行ってください。
また、迷惑メールフォルダに割り振られていることもございますのでご確認ください。
開催場所
受講生の声
企業法務担当者(部品メーカー 法務部)
英文契約書の基礎から実務までを体系的に習得したいと考えたため、IPEC英文契約書講座を受講しました。
これまでにも英文契約に関する単発セミナーには参加してきましたが、知識が断片的であると感じる場面が多く、十分に実務へ活かしきれていない課題がありました。
さらに、最近では国際法務の主担当を任されるようになり、より高度かつ実践的な理解が求められています。そのため、断片的な知識ではなく、全般的な英文契約書に関する知識と実務上のポイントを体系的に学び直したいと考え、IPEC英文契約書講座を受講しました。
企業法務担当者(商社 法務部)
IPEC英文契約書講座は3名の先生が担当されていて、皆さん個性豊かでありながら、共通して豊富な実務経験に基づいた解説をされており、非常に説得力がありました。
① 実務に踏み込んだ解説で、理解が一段と深まりました
平野先生の講義では、ご自身が執筆された書籍をもとに、具体的な英文契約条文を例示しながら丁寧に解説いただきました。
他の講座や一般的な書籍ではあまり触れられない実務的なポイントまで学ぶことができ、大変有意義な内容でした。
② 実務頻出テーマを網羅し、すぐに活かせる知識を習得
秘密保持契約(NDA)、MOU・変更契約・終了契約、合弁契約、Q&Aセッションを担当された先生の講義は、非常に明快でわかりやすく、理解がスムーズに進みました。
特に変更契約は実務で頻繁に扱うにもかかわらず、体系的に学ぶ機会が少ない分野ですが、IPEC英文契約書講座では多様な表現パターンや実務対応のポイントを習得できました。
さらに、実務に役立つウェブサイトの紹介もあり、学習の幅が広がりました。
③ 契約単体ではなく「取引全体」を理解できる講義
ローン契約およびM&A契約を担当された先生は、質問にも気さくに対応してくださり、参考資料も豊富にご提供いただきました。
特にM&Aについては、契約書単体の理解にとどまらず、取引全体の構造や時系列の流れから解説いただいたことで、実務イメージを具体的に持つことができました。
3名の講師の方々の実務経験に裏打ちされた講義で、実務に直結する多くの学びを得ることができ、法務担当者として大きく成長できました。心より感謝しています。
英文契約初心者でもついていけますし、最近の傾向なども教えてくださるので、初心者はもちろん、最近復帰されたというご担当の方にもおすすめの講義です。
受講講座 英文契約書講座( 2024年10月~2025年3月 ) 企業法務担当者 片桐様 (仮名) …
初心者向けの英文契約の本やセミナーは多々ありますが、初心者から中級者に上がりたい人向けの講座はあまりないので、英文契約を担当することになった企業担当者に最適な講座だと思います。
受講講座 英文契約書講座( 2024年4月~2024年9月 ) 企業法務担当者 箕輪様 私は、法務 …
テスト回答にかなり時間がかかりましたが、講義でやったことを定着させるいい機会になりました。分からない点を追加で調べることによって、講義の内容にとどまらず発展させて考えることもできました。
受講講座 英文契約書講座( 2023年10月~2024年3月 ) 企業法務担当者 ヒロセ電機株式会社 …