ねらい
米国法に触れる際、「英語×法律用語」の難解さのほかに、日米の法制度と法に対する根本的な考え方の違いが、行く手を阻みます。
例えば、契約書を作成する場面において、日本法に準拠した契約書を作成するのであれば、日本の「法令」を参照しながらの作成となる一方、アメリカ法を準拠とする場合には、(日本法で法令を見るのと同じ意味で)「判例」から法原則を見出す必要があります。また、ひとくちにアメリカ法といっても、日本にはない「連邦制」が採用されていることもあり、州ごとに法制度が異なることを前提に対応をする必要もあります。
本セミナーでは、国際法務担当者のために、実際の米国判例に触れながら、前提となる「米国法の基礎知識」を日本法との比較の上において確認し理解を深めていきます。
受講をお薦めしたい方々
- 国際法務に従事している企業法務担当者の方
- 国際ビジネス関連に従事し英文契約を取り扱っている方
- 米国判例を読む力をアップさせたい方、興味のある方
スケジュール/プログラム
セッション1 | 2021年1月26日(火)14:00-16:00 |
---|---|
セッション2 | 2021年1月28日(木)19:00-21:00 |
※セッション1と2は同じプログラムとなります。ご都合のよい日にちを選択し、お申込みください。
講義(60分) | 日米法制度の比較 ①判例法主義と制定法主義の理解 ②連邦制についての理解 |
---|---|
講義(45分) | 判決文の仕組みとサマリーの調べ方を学ぶ |
※実際にいくつかの米国判例を比較しながら、共通性を確認していきます。
使用教材 | 米国判例 ※使用教材の米国判例は、事前に郵送いたします。 |
---|---|
開催方法 | ウェブ会議システム「Zoomミーティング」を利用 |
定員 | 25名 ※お申込者人数が6名に満たない場合には、開講しない場合があります。 |
講師
ウエストロー・ジャパン株式会社
シニアカスタマーコンサルティングマネージャー
上田茂斉氏
受講料
11,250円(税込・資料代・郵送代含む)
IPEC国際法務英語プログラム(6ヶ月)受講生・修了生:特典あり(別途、受講料はお問合せください。)
※使用教材の米国判例は、事前に郵送いたします。
お申込締切日 | セッション1:2021年1月18日(月) セッション2:2021年1月20日(水) |
---|
お申込み方法
※お申込み前に必ずご確認ください。
本セミナーは、ウェブ会議システム「Zoomミーティング」を利用いたします。Zoom公式サイトの【PC、Mac、Linuxのシステム要件】または【iOSとAndroidのシステム要件】でデバイスの動作環境をご確認ください。
https://support.zoom.us/hc/ja/categories/200101697
ホームページの「お申込みフォーム」より必要事項をご入力の上、送信してください。
お支払い方法
銀行振込
※請求書・領収書の発行をご希望の方は、お申込みフォームに必要事項をご記入ください。
【振込先】三井住友銀行 日比谷支店(店舗番号 632) 普通口座 2937466
【口座名義】特定非営利活動法人 プロフェッショナル イングリッシュ コミュニケーション協会
【ATM・PCで授業料お振込みの際のご注意】
銀行、インターネット等機械でお振込みの場合、口座名義の入力はトクヒ)プロフエツシヨナルイングリツシユコミユニケーシヨンキヨウカイ(全角カタカナ)になります。
※振込手数料はお客様負担でお願い申し上げます。
受領後、IPEC事務局よりEメールにてご連絡をさせていただきます。ドメイン指定などの受信制限を設定されている場合には、「contact@ipec.or.jp」からのEメールが受信できるよう事前にパソコン・タブレット・スマートフォンの設定を行ってください。
受講生の声
英文契約において起こりうるリスクについて学習する良い機会になった
受講講座 短期集中講座 第4弾「米国判例に学ぶ英文契約と一般条項」(2015年7月) 「米国判例に学 …
実際の取引契約においての有益なノウハウを学ぶことができました。
受講講座 短期集中講座 第3弾「米国判例に学ぶ英文契約と一般条項」(2015年3月) 「米国判例に学 …
IPEC主催の「米国判例を読む」(第1回講義)を受講して
受講講座 短期集中講座 第1弾「米国判例を読む」(2013年7月) IPEC主催の「米国判例を読む」 …