先生方の経験を踏まえた各条項に対する実務的な講義は非常に参考になりました。オリジナル教材では条項ごとに英文と和訳がついており、確認しやすいと感じました。

英文契約書講座

受講講座

英文契約書講座( 2022年10月~2023年3月 )

企業法務担当者 白石様(仮名)

総合金融サービス業の契約法務担当として3年目になります。NDAからSPAまで幅広く担当しており、英文契約も時折レビューする機会があります。

Q1. IPEC英文契約書講座を受講された目的を教えてください。また、本講座は会社の研修として受講されたのでしょうか。

A1. 時折英文契約を扱うものの、体系的な学習機会がなかったことや会社主導の研修ではないですが、会社の研修費で本講座を受講しました。

Q2. 本講座の内容やオリジナル教材で、役に立ったところ・勉強になったところなどについて具体的に教えてください。

A2. 先生方の経験を踏まえた各条項に対する実務的な講義は非常に参考になりました。また、オリジナル教材では条項ごとに英文と和訳がついており、確認しやすいと感じました。

Q3. 担当講師の教え方や講義で習得できたこと、実務に役立てられること、その他についてお聞かせください。

A3. 平野先生の講義では、先生のご著書をベースに英文契約そのものの構成や表現方法の原則まで学ぶことができた。

守秘契約を担当された先生の講義では、守秘契約は実務上一番対応することが多いので、秘密情報の定義などの実務も踏まえた条項の修正方法や方針決定について役立つ知識を学べました。

また、ローン契約とM&A契約を担当された先生の講義では、 日本語では扱うことが多い契約だが、英文を通じた専門用語の理解など改めて復習することができました。

Q4. 受講生の皆様が効率的に予習と復習ができるように事前に連絡シートや教材を配布し、毎回課題・中間時と修了時にも課題に取り組んでいただけるようになっています。これらの活用方法やお薦めの勉強法がありましたら教えてください。

A4. 働きながら英文すべてを予習して受講できない場合もあると思うので、先に用語の定義や日本語訳を読んでどういった契約なのか理解して臨むとよいと思います。ここまで多くの類型の契約を網羅した英文契約の書籍などもないと思うので、日本法ベースで開設されている担当分野の契約に関する書籍の中の契約条項と比べることも違いの理解に繋がると思います。

Q5. 「Q&Aセッション」にご参加いただきましたが、質疑応答の内容や担当講師について、ご感想をお聞かせください。

A5. 自分が経験したことのない他の受講者の悩みを知ることができて非常に刺激になりました。先生の説明は通り一辺倒ではなく実務に即したものであり勉強になりました。

Q6. 今後、企業法務担当者として、どんなキャリアをつんでいきたいと思いますか。

A6. 日本法の契約ではより重要な契約をレビューできるようになっていきたいが、英文契約においては社内の海外弁護士への連携や一次レビューをスムーズに行えるような契約法務担当となりたいと思います。

Q7. 企業法務担当者や企業内弁護士の方々へ、本講座のお薦めポイントや活用法がありましたらお聞かせください。

A7. 条項の用語の解説なども多く、日本語の契約の条項理解にも役に立つと思ったことから、法務を始めたての段階で受けることがよいのではないかと思います。

ご協力ありがとうございました。 今後のご活躍をお祈り申し上げます。