英文契約書の背景や理論的な側面からの講義があり、重要な箇所は何度もご説明いただいたため、視点や着目すべき点が明確になりました。

英文契約書講座

受講講座

英文契約書講座( 2022年10月~2023年3月 )

企業法務担当者 池田様(仮名)

法務担当者としては8年目になります。現職は、メーカーで、法務・コンプライアンス業務に携わっています。英文契約は、秘密保持契約、売買契約、業務委託契約などの審査等を行っています。

Q1. IPEC英文契約書講座を受講された目的を教えてください。

A1. 4年程法務業務から離れており、英文契約に関する体系的な整理・理解をする必要があったことや実際に担当することになったためです。

Q2. 本講座の内容やオリジナル教材で、役に立ったところ・勉強になったところなどについて具体的に教えてください。

A2. 各講義では、実務的なご経験などを踏まえた具体例のご提示があり、各条項の状況がイメージし易かったと思います。また、オリジナル教材には、契約用語はもちろん、周辺知識に関する説明も付されている点が役に立ちました。

Q3. 担当講師の教え方や講義で習得できたこと、実務に役立てられることについてお聞かせください。

A3. 平野先生の講義では、英文契約書の背景や理論的な側面からの講義があり、重要な箇所は何度もご説明いただいたため、視点や着目すべき点が明確になりました。

実務家の先生の講義では、実務的な視点、具体的な事例を多く挙げていただき、理解を深めることができました。また、各条項で実務に直結するような判断のポイントに関するご説明があり、実務での自身の判断と比較しながら、講義を受けることができました。

ローン契約とM&A契約を担当された先生の講義では、ローン契約とM&A契約の類似点などの切り口から両契約の性質や個別条項のご説明をいただき、大きな視点から整理をすることができました。また、各条項に関わる法務以外の経理・財務などに基づくご説明もあり、理解がより深まりました。

Q4. 池田様は、「教室とライブ配信(Zoom)」の両方の受講形式を選びましたが、いかがでしたか。

A4. 教室受講は講師の表情が見えるため質問がしやすい点がメリットですが、通学距離と時間という観点からはデメリットかと思います。

Q5. 受講生の皆様が効率的に予習と復習ができるように事前に連絡シートや教材を配布し、毎回課題・中間時と修了時にも課題に取り組んでいただけるようになっています。これらの活用方法やお薦めの勉強法がありましたら教えてください。

A5. 連絡シートに目を通し、事前課題を考えておくことが良いと思います。また、重要概念はオリジナル教材に記載がありますが、「体系アメリカ契約法」や「国際契約の起案学」の副読本も当たって理解を深めておくと講義でのご説明がスムーズに理解できると思います。

Q6. 「Q&Aセッション」にご参加いただきましたが、質疑応答の内容や担当講師について、ご感想をお聞かせください。

A6. 実際の法務担当者のスタンスや考え方が影響するような質問が多くなってしまいましたが、これらに対しても、明確に(先生なら)どう考えるかという点を明示いただき、自身の業務の判断が間違っていないことがわかり、自信に繋がりました。

Q7. 今後、企業法務担当者として、どんなキャリアをつんでいきたいと思いますか。

A7. 法務知識や理解はもちろんですが、周辺知識や理解(例えば、経理・財務など)を持つジェネラルな法務担当者を目指していきたいと思います。

Q8. 企業法務担当者や企業内弁護士の方々へ、本講座のお薦めポイントや活用法がありましたらお聞かせください。

A8. 企業法務に携わっている先生から直接講義を受けられる点、1歩踏み込んだ体系的な理解を得ることができる点、屋台骨を作ることができるという点がお薦めポイントです。教材も実務に即応できる内容になっており、契約類型ごとに活用できると思います。

ご協力ありがとうございました。 今後のご活躍をお祈り申し上げます。