各契約の解説だけではなく、英文契約全体に通じる「起案学」の概念や重要ポイントを解説していただき、勉強になりました。

英文契約書講座

受講講座

英文契約書講座(2021年10月~2022年3月)

企業法務担当者

私は、化学メーカーの法務部6年目です。主に、秘密保持契約、製造委託契約、業務委託契約、売買契約、共同研究開発契約、ライセンス契約等を取り扱っています。
私は、 主に和文契約を担当しており、英文契約は今のところ1割未満(主にNDA)ですが、今後、英文契約の担当する領域を広げるため、本講座を受講しました。

Q1. IPEC英文契約書講座を受講された目的を教えてください。

A1. 業務で英文契約を担当するにあたり、体系的に勉強したいと考えたためです。

Q2. IPEC英文契約書講座の内容は、いかがですか。

A2. 企業法務で必要となりそうな科目が網羅されており、レベルもちょうどよいです。アカデミックな知識と実務上のポイントを非常にバランスよく学べました。

Q3. 担当講師陣の講座内容について、ご感想をお聞かせください。

A3. 平野先生は、各契約の解説だけではなく、英文契約全体に通じる「起案学」の概念や重要ポイントを解説していただき、勉強になりました。実務上もすぐに役立てることができる内容でした。関連するエピソードなども絡めてお話しいただけたので記憶にも残り、大変面白かったです。
実務家の先生は、ご経験をもとにした実務的な話が大変参考になりました。
一般的なセミナーでは「ケースバイケース」で終わってしまうような内容について、「ケースバイケースでありますが」と留保されつつも、具体的な対応策を示していただき、考えの道筋を示していただけたように思います。

Q4. オンライン授業(ライブ配信・オンデマンド配信)での受講方法でしたが、良い点と不都合な点がありましたら教えてください。

A4. 原則オンラインのライブ配信を受講しつつ、都合がつかない場合のみオンデマンドで受講させていただきました。家族の都合で対面では受講できない時間帯でしたので、オンラインがなければ受講は叶いませんでした。フレキシブルという意味ではオンデマンドが便利でしたが、タイムリーに質問ができるという点では、ライブ配信がよかったです。

Q5. 企業法務担当者や企業内弁護士の方々へ、本講座のお薦めポイントや活用法がありましたらお聞かせください。

A5. 英文契約はOJTや単発のセミナー、独学で学ぶことが多いのではないかと思いますが、本講座のように体系立てて学ぶことで、より深い理解ができるのではないかと思います。
特に本講座は講師の方々が素晴らしく、興味がある方にはぜひ受講をお勧めしたいです。

Q6. Q&Aセッションに参加されましたがご感想をお願いします。

A6. 講座の内容だけではなく、企業法務としての姿勢・キャリアまで幅広く会話させていただき、大変よい機会でした。少人数ながら他社の方の状況なども伺えたことも、参考になりました。
講師の方と面識がなく、オンラインでのQAには少々抵抗があり、参加するかどうか迷ったのですが、参加してよかったです。

ご協力ありがとうございました。 今後のご活躍をお祈り申し上げます。