受講講座
国際法務英語コース(2014年4月~2014年9月)
食料品事業 法務部マネジャー
企業活動のグローバル化がより一層に叫ばれる中、当社グループもご多分に漏れず、実際に、私が執務する法務部へ寄せられる相談は、M&Aに限ってみれば国内より海外の案件が増えており、今後もその傾向は強まっていくと感じていました。そのような中、本コースを知り、今一度、国際契約の基礎を復習し、実務に活かし、対応力を強化することを目的として履修を決意しました。
1つ目は「毎回、受動的ではなく、自動的な姿勢が求められること」である。毎回の予習はもちろんのこと、2回に1回程度で事前課題が出されることは、ある程度の負担、犠牲を強いられながらも、受講生としての最低限の役目であることを再認識し、授業へ臨む姿勢、意識を高めることができました。
2つ目は「授業でクラスメート間および講師との議論、意見交換、説明(簡単なプレゼン)をする機会を与えられることで、自らの頭の整理をすると共に他人の意見、観点を取り入れることを学んだこと」です。特に自らのアイデアや理解内容を皆に説明することは、日頃、英文契約を精査することはあるものの、法的観点をもってスピーキングをする機会には乏しかったため、非常に良い経験になりました。
3つ目に、「最終回に修了テストがあること」は、テストで高得点を出すことが必ずしも目的ではないものの、改めて学習の理解度を自ら振り返ることが出来、また良い区切りになりました。
例え予習が不十分と感じていても、「継続は力なり」を胸に、また業務とのやりくりに努めて全授業に参加出来たことは、大変良い経験、学びとなりました。改めて、担当講師、クラスメート、IPEC事務局そして会社の上司・同僚に感謝します。
大手医療機器メーカー 法務担当者
最近海外子会社の法務担当者(米国弁護士)に対してプレゼンをする機会があり、IPECで得た経験が生きていることを実感しております。