受講講座
英文契約書講座(2019年10月~2020年3月)
企業法務担当者 加藤様(仮名)
加藤様は、大学院卒業後、現在は金融系企業で企業法務担当者として勤務されています。法務業務に携われて9年目です。
Q1.実務で取り扱われている主な契約書について教えてください。
A1.秘密保持契約、業務委託契約、投資契約、合弁契約等。
Q2.実務で、英文契約を取り扱う際に難しいと感じていることがありましたら教えてください。
A2.英文契約についての基本的な考え方や知識がなく、慣れてもいないため、確認の際にメリハリがつけられず、契約の全体像を把握するだけで相当な時間がかかってしまいます。また、言葉によるニュアンスの違いや、修飾文がどこまでかかっているのかなど自信ないことがあります。
Q3.IPEC英文契約書講座を受講された目的を教えてください。
A3.業務において海外との取引が増えてきそうということだったので、事前に英文契約に慣れておくこと、および基礎的な考え方や知識を習得することを目的に受講しました。
Q4.担当する講師3名についてはいかがですか。
A4.平野先生の講義は、条文構造や一語一語の言葉の使い方とその根拠を丁寧に、かつ繰り返し説明してくださるので、英文契約の体系や基本的な考え方の理解が深まりました。2名の実務家の先生たちの講義は、よりリアリティのある現場の観点からのアドバイスが豊富で、英文契約としては勿論、日本語の契約実務にも生かせそうな実践的な内容でした。
Q5.本講座が業務に役立っている点を具体的に教えてください。
A5.まず第一に、半年間英文契約書を扱うことで英文契約書に抵抗がなくなりました。また、授業では様々な類型を扱っていくので、教材だけで相当な表現のバリエーションを習得することができました。参考となる契約集を扱うサイトなども教えていただき、ドラフティングの参考にしています。
Q6.英文契約は独学をされているとお聞きしましたが、独学と本講座を受講してみて、違いがありましたら教えていただけますか。
A6.本講座を受講することで独学と比較にならないほど効率的に学習できたと思います。基礎的な知識を習得しながら文例にあたることで、着実な学習効果を感じられました。また、本講座を受講することでモチベーションを維持しながら学習することができました。
Q7.最後に、企業法務担当者や企業内弁護士の方々へ、本講座のお薦めポイントまたは活用法がありましたらお聞かせください。
A7.半年間、継続して英文契約に触れていくことで英文契約に慣れ、実務でも自信をもって取り組むことができるようになりました。英文契約を基本から学ぶことができると思います。
ご協力ありがとうございました。加藤様の今後のご活躍をお祈り申し上げます。