受講講座
英文契約書講座(2020年10月~2021年3月)
コニカミノルタ株式会社
デジタルワークプレイス事業本部MFP事業推進部GBSグループ
祇園様
祇園様は、現在コニカミノルタ株式会社で海外営業・企画を担当しています。
前職から一貫して海外営業畑で、顧客との英語での商務、英文契約交渉、紛争時の契約に基づく課題解決に携わって15年目です。
Q1. IPEC英文契約書講座を受講された目的を教えてください。
A1. 15年近く海外営業、英文契約に携わっていますが、きちんと体系立てて英文契約を学んだことがありませんでした。
いろいろ調べましたが、英文契約に特化して半年の講座を行うところはIPECの他はなく、受講を決めました。
Q2. 実務で取り扱われている契約書の種類、英文契約の難しいと感じていることがありましたら教えてください。
A2. 英文契約の交渉も然ることながら、締結された契約に基づき、プロジェクトを推進していく難しさがあります。
契約当事者同士で何等かの考えの違いが生じたときには、契約を緻密に把握した上で、課題に対する解決策を導き出す必要がある為です。
私は、法務関係者ではありませんが、実務と英文契約の扱いに慣れてないとできない業務だと思っています。
Q3. 本講座の内容と3名の担当講師陣について教えてください。
A3. 平野先生はアカデミックな内容の講義をユーモアあふれるトークで楽しく勉強できました。
一人目の実務家の先生は名だたる大企業の法務部門にふさわしい、実務的な内容で、Q&Aセッションも含め学びが多かったです。
二人目の実務家の先生はM&Aなど特殊な講義内容で、営業畑の私には難易度が高かったです。
Q4. 本講座で学んで、習得できたことや実務に役立てられることを教えてください。
A4. 体系的に英文契約の読み方や、契約交渉の引き出しを教えていただけたことで、実際の契約交渉時のレビューや、締結された契約の注意ポイントなどをより正確に読み解くことができるようになりました。
Q5. 対面授業とオンライン授業での受講でしたが、よかった点や不都合な点がありましたら教えてください。
A5. 最初の数回の対面授業では、受講生同士の交流も刺激を得られてよかった。
オンラインは、途中から集中力が続きませんでした。
Q6. 最後に、企業法務担当者や企業内弁護士の方々へ、本講座のお薦めポイントや活用法がありましたらお聞かせください。
A6. 法務畑の方でなくとも、海外営業で契約交渉をする立場にある方は、学びが多い講座です。
大学教授や上場企業法務部員の方から、体系立てて英文契約の神髄を学べ、実務に即した実例も聞けて大変有益です。
ご協力ありがとうございました。 祇園様の今後のご活躍をお祈り申し上げます。