これまで正解と思いこんでいた誤った理解を正すチャンスになると思います

英文契約書講座

受講講座

国際法務英語コース(2019年4月~2019年9月)

企業法務担当者 甲斐様(仮名)

甲斐様は、法学部を卒業後、電機メーカー法務部に就職。現在は化学系メーカー法務室勤務で、企業法務担当として16年目です。

Q1.実務で取り扱われている主な契約書について教えてください。

秘密保持、共同開発、業務委託(開発、製造、コンサルティング)、特許・ノウハウライセンス、売買、保守、M&A関連(SPA、SHA、リテンション等)、関連するMOU・LOI。

Q2.実務で、英文契約を取り扱う際に難しいと感じていることがありましたら教えてください。

A2.契約上の合意された条文に記載された条件と、実際に紛争が生じた際になされる条文の解釈との差異を十分に把握できないまま進めざるを得ないことが多い点です。案件により契約相手の国籍や双方のバーゲニングパワーが異なり、各契約で日々異なる準拠法が設定される中で、全ての契約について丁寧な検証を加えることは事実上困難であるため、日々モヤモヤ感を残しつつ案件を進めていました。

Q3.IPEC国際法務英語コースを受講された目的を教えてください。

A3.英米圏のロースクールに行くなどの本格的な英米法学習の機会のないまま、OJTで数をこなしてきたため、国際契約交渉の経験はありつつも知識の根幹が弱いことが悩みでした。自己学習しようにも、例えば米国ロースクール卒の日本人による著作(や米ロースクール卒の同僚のアドバイス)は細かい点では人により見解が異なるケースも多く、後進の指導にもいまひとつ自信をもってあたれていませんでした。それゆえ、英米ネイティブの弁護士に直接指導を受けることができる本コースの受講を考えました。

Q4.担当する講師についてはいかがですか。

A4.米国弁護士資格をもち、かつ経験豊富な現役の企業法務の実務家(米国人)であるため、指導内容や質問への回答も明確で、机上の議論に拘泥するところが全くなく、常に実務家の視点に立った指導で非常に勉強になりました。

Q5.本コースについて教えてください。

A5.英米法の基礎が学べます。英語スピーキング、ライティングの機会が豊富にあり、法律上の細かな表現の違いについて学ぶことができます。初めの頃はなかなか会話ができなかった受講者でも、回を重ねるにつれて法律議論ができるレベルになっていかれる方もいらっしゃいます。

Q6.様々な英文契約関連のセミナーと本コースの違いがありましたら教えていただけますか。

A6.米国弁護士資格を持つネイティブの指導であることです。また、知識習得だけでなく、スピーキングおよびライティングによるアウトプット強化にも重点を置いている点です。

Q7.最後に、企業法務担当者や企業内弁護士の方々へ、本講座のお薦めポイントまたは活用法がありましたらお聞かせください。

A7.英文契約を担当した経験はあるものの、ビデオ・電話・対面での英語での契約交渉経験が乏しい方で、そういった場面ではこれまで海外営業などにメインの発言を任せっきりであった…という企業法務の方には、契約交渉の場面のリード役になるための研鑽を詰むきっかけとして、非常によい機会になると思います。また、私のように、英米法や契約表現についてモヤモヤを抱えつつ仕事をしている方にも、長年の疑問への答えを見つけ、またこれまで正解と思いこんでいた誤った理解を正すチャンスになると思います。

ご協力ありがとうございました。甲斐様の今後のご活躍をお祈り申し上げます。