受講講座
英文契約書講座( 2024年10月~2025年3月 )
企業法務担当者 片桐様 (仮名)
私は、家具メーカーの法務担当者として2年目になります。主に、契約書審査の業務に携わっています。ここ数カ月で、海外の子会社との英文契約が増え始めてきました。
Q1. IPEC英文契約書講座を受講された目的を教えてください。
A1.法務業務も 2年目となり、英文契約書審査にも携わるようになりましたが、元々英語が苦手なこともあり、独学では厳しいように思い、講座を探しておりました。法務チームリーダーが、こちらの講座を以前受講しており、紹介を受け、即戦力として対応できるレベルまでになれることを期待し受講させていただくこととなりました。
Q2. 実務で取り扱われている英文契約書の類型やチェックの際に困ることや難しいと感じていることがあれば教えてください。
A2. 準拠法に関してですが、初めて触れるものが多く、0から見る場合に、この法律はここをまず注意したほうがいいといったようなものをあまり見つけられず、困ったことがあります。
Q3. 講師3名の講義で習得できたことや実務で役立てることができそうな内容についてお聞かせください。
A3-1. 平野先生の講義では、要点を絞って重要なものや、典型であるものそうでないものなどを区別して教えてくださったので、かなり英文契約書をスムーズに読むことができるようになり、理解も深まりました。わかりやすい例えも理解しやすく良かったです。
A3-2. 秘密保持契約、MOU・変更契約・終了契約(実務)、合弁契約を担当した先生のすべての講義では、その契約の仕組みから解説いただくことができましたので、その契約自体を知ることができ、対応するべきことも理解しながらできました。
A3-3. ローン契約とM&A契約を担当した先生の講義では、実務に馴染みのないものではございましたが、対応の流れや、パターン等を板書いただき、そのとおりに行えば初心者でも問題ないようなレベルまで詳細に教えていただけました。
Q4. 毎講配布している連絡シートは、ご自身で予習と復習(課題)ができるようにしています。どのように活用されていたか教えていただけますか。
A4. 講義の後に自分の理解を確認する方法として使用することが多かったです。
Q5. IPECオリジナル教材や副読本は、実務でも役立つと思いますか。
A5. 実際に実務で活用させていただいております。こういった内容を契約書に入れたいと思っても、日本語と違い、英文が作れないことがあるので、教材の英文と和訳を確認し、似たようなものから英文を作成する、といったような活用をさせていただいております。
Q6. 中間時と修了時にご自身で授業内容を理解しているかなど進捗がわかるように「確認テスト」に取り組んでいただきました。確認テストについて、ご感想をお聞かせください。
A6. 修了時のテストがかなり難しいように感じましたので、自身で復習の必要があるように思っております。
Q7. 講座とは別日程で開催している「Q&Aセッション」にご参加いただきましたが、ご感想をお聞かせください。
A7. 以前から実務の中で疑問に思っていたことを先生に質問をさせていただきました。先生のご経験からどう対応すれば良いのか、またその理由もご教示いただいたことを参考にして、実務でもその方向性ですすめさせていただいております。
Q8. 今回オンデマンド配信授業を選択されましたが、受講されていてご自身にとってよかった点を教えてください。
A8. 私はとにかく英語が苦手なこともあり、1度聞いただけでは理解できないことが多く、2,3度繰り返して確認することが出来たため、オンデマンド配信授業にして良かったです。
Q9. 企業法務担当者や企業内弁護士の方々へ、本講座のお薦めポイントや活用法がありましたらお聞かせください。
A9. 英文契約初心者でもついていけますし、最近の傾向なども教えてくださるので、初心者はもちろん、最近復帰されたというご担当の方にもおすすめの講義かと存じます。
ご協力ありがとうございました。 今後のご活躍をお祈り申し上げます。